【結果】平岡アンディ vs 佐々木尽 中嶋一輝 vs 栗原慶太

19日に東京の後楽園ホールで行われた日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦。無敗対決として注目される中、前日軽量を佐々木尽がオーバーし開催も危ぶまれた本マッチは、平岡アンディが7回に2度、11回に再度佐々木から右アッパーでダウンを奪い、11回1分58秒TKOで勝利を収めた。今回の試合を経て平岡は戦績を18勝無敗13KOに、佐々木は11勝1敗10KOとした。

佐々木は前日計量で1.8キロ超過するも当日計量でJBC規定の8%以内となる68・1キロでパスし、「平岡が勝てば王者、佐々木が勝てば空位のまま」という条件で試合が行われていた。

一方、当日のセミイベントで行われた王者中嶋一輝と栗原慶太の東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。ハードパンチャー対決として注目されていた本マッチは挑戦者の栗原が中嶋を猛攻により3回52秒TKO勝ちを収めた。栗原にとっては今年1月に井上拓真に敗れて東洋太平洋王座から陥落して以来、9カ月ぶりの王座帰り咲きとなった。栗原の戦績を16勝6敗14KO、中嶋は10勝1分1敗8KOとした。初黒星となった中嶋には今回の敗北を糧に再起を期待したい。

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