WBSS (ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)がシーズン3を発表 

WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)を主催するWBSS AGは16日、シーズン3を女子ボクシングのスーパーフェザー級で開催することを発表した。参加者や日程は後日発表される予定。

WBA、WBC、IBF、WBOの世界王者と世界ランキング15位以内の選手からなる同階級の8名が参加してトーナメント方式で対戦し、優勝者にはモハメド・アリトロフィーが授与されるWBSS。これまでに井上尚弥、オレクサンドル・ウシク、ジョシュ・テイラーなどのビッグネームを生み出してきた。

初の女子ボクシングでの開催となる今回について大会プロモーターのカレ・ザワーランド氏は「立ち上げの時からから検討してきたことをシーズン3として発表できることに喜びを感じています。これまでになく女子ボクシングが盛り上がっている今こそ開催するべきと考えました」とプロモーション動画の中で思いを語っている。

一方で女子ボクシングが禁止されていた時代からはじまり、男性中心であったこのスポーツが、レジーナ・ハルミッヒ、ジェーン・カウチ、ニコラ・アダムス、ホリー・ホルムなどの偉大な女子ボクシングの先人たちによって切り開かれてきたことについて触れ、「WBSSはこれ以上ないチャンスを女子ボクシングにもたらすでしょう」と抱負を語った。

歴代WBSS優勝者
シーズン1:オレクサンドル・ウシク(クルーザー級)  カラム・スミス(スーパーミドル級)
シーズン2:ジョシュ・テイラー(スーパーライト級) 井上尚弥(バンタム級) マイリス・ブリエディス(クルーザー級)

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