プリチャード・コロン

WBC(世界ボクシング評議会)は、プエルトリコの元ボクサー・プリチャード・コロンが最近米アトランタで受けた手術が無事成功したと発表した。

スーパーウェルター級を主戦場としていたコロンは当時16勝0敗のホープだったが、2015年10月に行われたテレル・ウィリアムスとの試合で後頭部に打撃を受け、深刻な脳障害を抱えていた。最近の検査により頭蓋骨の損壊箇所が脳を圧迫していることが判明、当該箇所を除去してプレートに置き換える手術が行われた。

コロンの母親であるニエベス・メレンデさんは「すべてがうまくいきました。非常にたくさんの励ましのメッセージや電話で息子の無事を祈り続けてくれた皆さんに感謝します」と述べている。

WBCは先月「コロンの勇気と人生への愛が多くの人々に感動と感銘を与えてきた」ことを理由に名誉WBCチャンピオンベルトを授与している。

手術成功を伝えるWBCケアズの投稿
  1. この記事へのコメントはありません。