勝利したカシメロにパッキャオから5000ドルのボーナス

14日(日本時間15日)に米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルススポーツパークで行われたWBOバンタム級タイトルマッチ。この試合で挑戦者ギレルモ・リゴンドー(キューバ)に勝利して防衛に成功した王者ジョンリル・ カシメロ(フィリピン)に対して、マニー・パッキャオから5,000ドルのボーナスが支給された。フィリピンメディアが伝えている。

パッキャオが運営するMPプロモーション社はカシメロと契約しており、同社のション・ギボンズ社長がパッキャオからのボーナスとしてカシメロへ追加手当を支給すると同メディアに明らかにした。

パッキャオはワイルドカード・ジムでのトレーニング後、ロサンゼルスの私邸から試合を観戦。カシメロの勝利が宣言されると「イエス!」と叫び、両腕を突き上げて喜んだ。

カシメロにとって今回のボーナスは、リゴンドーへの勝利から得た数多くの報酬の一つに過ぎないという。それだけMPプロモーションのカシメロに対する期待は大きい。

試合後に「次はドネア、そして最後に井上だ」と宣言したカシメロ。貧困からここまで成り上がり、自身のボクシング人生にとって最大のビッグファイトへと高みを見据えるその目には、更なる野望が溢れている。

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