ウガス 「マニー・パッキャオに引導を渡す」

8月21日(日本時間22日)にラスベガスで行われるWBA世界ウェルター級スーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ・26勝4敗12KO)とWBA同級休養王者マニー・パッキャオ(フィリピン・62勝7敗2分39KO)の統一戦に先駆け、会場となるT-Mobileアリーナ前の広場「TOSHIBA PLAZA」でグランドアライバルが行われ、大勢のファンが両選手を出迎えた。

本マッチについては元々パッキャオとWBC・IBF同級統一王者エロール・スペンスJr.(米・27勝無敗21KO)との試合が予定されていたが、今月9日に行われたメディカルチェックでスペンスの左目に網膜裂孔が判明し、突如対戦相手がスペンスからウガスに変更となっている。

イベントでパッキャオは「土曜日にまた世界チャンピオンに返り咲くのを楽しみにしている。今、誰がベルトを持っているかは関係ない。当日誰がベルトを持ってリングを降りるのか見ていてくれ」と自信を覗かせる。

現在42歳、母国フィリピンで政治家として活動しているパッキャオは、2022年の大統領選挙への立候補を検討しているとも伝えられている。 政治活動に専念するために残りのボクシングキャリアはあと1試合か2試合のみの可能性がある中「これが最後の試合かもしれないし、これからもまだあるかもしれない。12月に43歳になるが、私は常に一戦一戦を大切にしてきた。将来のことはわからないので世界中のファンの皆さんには、この試合を見て頂きたい」と語る。

一方のウガスは「この試合のオファーを受けたとき、これがどれほど大きなチャンスで、勝利がキャリアにどれほどの影響を与えるかを考え、全く迷うことはなかった」と語り、「マニー・パッキャオの将来的な計画を潰して、土曜日に引導を渡すつもりだ」と気合い十分。

【放送予定】
生中継!エキサイトマッチSP「パッキャオvsウガス」WBAスーパー世界ウェルター級タイトルマッチ
8/22(日)午前11:00 WOWOWライブにて
8/23(月)よる9:00 

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