ホルヘ・リナレス 4月17日にWBCライト級王者のデビン・ヘイニーに挑戦する可能性が急浮上
WBCライト級王者のデビン・ヘイニー(米・25勝無敗15KO)に元3階級制覇王者で現在WBCランキング3位のホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ・47勝5敗29KO)が4月17日に挑戦する可能性が浮上している。米専門メディアのボクシングニュース24が報じた。
同メディアはヘイニーの父の談話として、リナレスは実際はライアン・ガルシアとテオフィモ・ロペスに次ぐ3番目の選択肢であったが、この二人との対戦は実現の可能性が薄いことからリナレスが候補として挙がったことを明かしている。
同メディアはヘイニーにとってリナレスはこれまで戦って来たどの相手よりも手強く、ハンドスピード、パワー、経験のどれをとってもヘイニーを上回るとの見解を示している。またヘイニーの父も、元世界王者であるリナレスの勇敢なファイティングスタイルを讃え、彼をリスペクトしていると述べている。
現在WBCのライト級王座については、テオフィモ・ロペスが正規王者より格上とされるフランチャイズ王座を保持しているため、ヘイニーは最上位のチャンピオンとしては認められていない。
ヘイニー陣営としては、ガルシアかロペスとのビッグファイトを実現し、誰からも疑いのない王座を掴みたいところだが、両ファイターとも今のところヘイニーとの対戦に興味を示していないのが実情である。
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