ガーボンタ・デービス 当て逃げで起訴

ボクシングWBA世界ライト級王者のガーボンタ・デービス(米国)が昨年11月5日深夜、他の車両に衝突した後、相手を救護せずに現場を去った容疑で起訴された。海外メディアが伝えている。

報道によると、デービスが運転するランボルギーニが赤信号を無視して他の車両の助手席側部に衝突する瞬間を監視カメラが捉えていた。衝突された車両に乗っていた被害者4人のうちひとりが病院に運ばれた模様。さらに悪いことに事件当時デービスの運転免許は失効しており、もし今回の事件に掛かる14の起訴内容全てが確定した場合、デービスは最大7年の禁固刑を受ける可能性があるようだ。

10月31日に衝撃的な6回KOでレオ・サンタ・クルス(メキシコ)を破り、WBAライト級王座の防衛とWBAスーパーフェザー級級スーパー王座のベルト獲得に成功したデービスだが、そのわずか5日後にこの事件を起こしていたことになる。

ボクサーとして際立った才能を持つデービスであるが、暴行事件で2度逮捕された過去に加えて発覚した今回の当て逃げ事件。私生活における素行の悪さがボクシングキャリアの弊害となるのが残念だ。

ガーボンタ・デービス vs レオ・サンタ・クルス戦 ハイライト
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