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バルデス vs コンセイサオ / 中谷潤人 vs アコスタ 9月10日開催をトップランクが正式発表

WBO世界フライ級王者・中谷潤人の初防衛戦が9月10日、元WBO世界ライトフライ級王者で同級1位の指名挑戦者・アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)を相手に米アリゾナ州ツーソンのカジノ・デル・ソルで行われることがトップランク社より正式に発表された。本試合は当初東京で5月に開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた。

中谷(21勝無敗16KO)にとっては昨年11月後楽園ホールでジーメル・マグラモ(フィリピン)と空位のWBOフライ級王座をかけて戦い、8ラウンドKOで王座をつかんでから約10ヶ月ぶりのリング復帰となる。そして初防衛戦が自身初の海外での試合となる。

対するアコスタ(22勝2敗21KO)は2017年5月に来日、WBO世界ライトフライ級タイトルマッチを王者の田中恒成と戦い激闘を見せるも、3-0の判定負けを喫している。その後、同年12月にニューヨークのマディソンスクエアガーデンで再びWBOのベルトに挑戦し、ファン・アレホを10回KOに下して王座を獲得。その後3回の防衛を重ねた。2019年6月に挑戦者のエルウィン・ソトに12回KOで敗れ王座を手放したが、その後フライ級に階級を上げ、現在2連勝中である。

同興行のメインではWBC世界スーパーフェザー級王者オスカル・バルデス(29勝無敗23KO)が元五輪金メダリストでアマチュア時代にバルデスを破ったことのあるロブソン・コンセイサオ(16勝無敗8KO)の挑戦を受ける。

バルデスはWBO世界フェザー級王座を6度防衛したあと、2019年にスーパーフェザー級に階級を上げている。直近の試合は2021年2月に米ラスベガスMGMグランドで行われたWBCスーパーフェザー級タイトルマッチで、挑戦者のバルデスが王者ミゲール・ベルチェルトを10ラウンドに強烈なKOに沈めタイトルを獲得した。技術とパワーに分のあるベルチェルトを有利とする大方の予想を裏切り、バルデスがベルチェルトに対し3度のダウンを奪取。自身のキャリア最大の戦いを勝利で飾った。

一方のコンセイサオは2016年に母国ブラジルで行われたリオデジャネイロオリンピックでボクシングの金メダルを獲得。2009年にメキシコシティで行われたパンアメリカン競技大会で同じくアマチュアでメキシコのオリンピック代表としても活躍したオスカル・バルデスと対戦、4回判定でバルデスに勝利している。そのためバルデスにとってはリベンジマッチとなる。

https://twitter.com/trboxing/status/1417533028398555136?s=20
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