マイク・タイソン 15歳で野獣の片鱗
英メディアTHE SUNは「15歳のマイク・タイソンがライバルを8秒でノックアウトする、将来のボクシングヘビー級王者の映像を見よ」と題して過去の衝撃シーンを振り返った。
タイソンは15歳の時に米ノースキャロライナで行われたジュニアオリンピックにおいて、対戦相手のジョー・コルテスを凄まじいコンビネーションでめった打ちにし、金メダルを獲得。若いタイソンは試合開始と同時にコルテスに襲いかかり、10秒を待たずにコルテスはマットに横たわっていた。
のちに”アイアン”マイク・タイソンと呼ばれ、最も獰猛なボクサーとして世界に名を轟かせることになるその片鱗を若干15歳の当時から見せていたことが証明されている。
54歳タイソンの電撃復帰
タイソンは昨年の11月に、米ロサンゼルスのステープルズセンターで元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.とエキシビションマッチを行い、多くのボクシングファンが偉大なヘビー級王者の復帰を喜んだ。
タイソンは今後もこのようなエキシビションマッチを継続して取り組んでいくことに前向きな意思を示しており、次は往年のライバルであるイベンダー・ホリフィールドとの対戦をドバイで執り行う方向で交渉が進んでいると報じられている。
対戦が実現すれば”耳噛み切り事件”以来、3度目のホリフィールドとの対戦となり、世界中の注目が集まることは必至である。引退後15年が経過した今でも話題を提供し続け、その一挙手一投足に視線が集まる54歳のマイク・タイソン。彼がボクシング界にとって唯一無二のレジェンドであることに疑いの余地はない。
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