母国の期待を背負うアフマダリエフ 「岩佐亮佑は危険なファイター」

4月3日にウズベキスタンのタシケントで行われるWBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級統一王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン・8勝無敗6KO)と同級IBF暫定王者の岩佐亮佑(27勝3敗17KO)との王座統一戦。アフマダリエフは契約するマッチルームボクシング社のインタビュー映像でこの戦いに対する意気込みを語った。

「どんなファイターにとっても自分のホームで試合をするのは夢だ。ホームで防衛戦を行う今回は最も重要な戦いになる」と話し、対戦相手の岩佐については「彼を高く評価しているし、とても危険なファイターだと思っている。私のチームが彼を研究し、そして私はリングの上で自分の仕事をする」と覇気を滲ませた。

また「ウズベキスタンには多くの才能あるファイターやアスリートがいる。ボクシング界の注目がウズベキスタンに集まることを楽しみにしている」と語った。

リオ五輪銅メダリストのアフマダリエフは2018年にプロに転向してから2年足らずで世界王座挑戦にこぎつけ、2020年1月にダニエル・ローマン(米)を僅差の判定に破りベルトを獲得。ウズベキスタンの英雄であるアフマダリエフがホームの声援を受けながら相当な覚悟を持って挑む今回の試合は、岩佐にとって簡単なものではない。TV画面越しに送られる日本からの声援を糧に、勝利を掴んで欲しい。

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