2021年に注目すべき21のボクサー
海外ボクシング専門メディアのitrboxing.comは「2021年に注目すべき21のボクサー」と題し記事を掲載した。
この21人はパウンド・フォー・パウンドのような最強ファイターではなく、このスポーツにおいて知っておくべき21人の新興ファイターやスターのリストであるとした。
ボクシング界を牽引する錚々たる顔ぶれが居並ぶ中、日本人では井上尚弥と井岡一翔がその名をリストに連ねた。
井上については、最高の才能を持ち、スキルにおいてはリスト中のトップかもしれないと讃え、壊滅的なパワーと抜群のタイミングを持つボクサーであるとしている。既に圧倒的な力を示して3階級制覇を成し遂げた彼の実力について異論を唱えるものはもはやいない。今後、彼に課題があるとすれば、コアなボクシングファン以外のアメリカの一般層に対しいかに“モンスター”の名を轟かすことができるかであろう。
一方井岡については、彼がアメリカで試合を行った頃にHBOがボクシング放映から離れたこともありこれまでアメリカではさほど注目をされてこなかったが、田中恒成との一戦を制したことによりファン・フランシスコ・エストラーダやローマン・ゴンザレスとのビッグマッチの可能性が出てきたとして、今後の動向に注目している。
以下「2021年に注目すべき21のボクサー」(itrboxing.comより)
01.カネロ・アルバレス–ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級
02.タイソン・フューリー–ヘビー級
03.エロール・スペンス・ジュニア–ウェルター級
04.テオフィモ・ロペス–ライト級
05.チャーロ兄弟 ジュニアミドル級(ジャーメル・チャーロ)/ミドル級(ジャーモール・チャーロ)
06.テレンス・クロフォード–ウェルター級
07.シャークル・スティーブンソン–スーパーフェザー級
08. デビン・ヘイニー –ライト級
09.ライアン・ガルシア–ライト級
10.ガーボンタ「タンク」デイビス–スーパーフェザー級/ライト級
11.井上尚弥–バンタム級
12.ゲンナジー・ゴロフキン–ミドル級
13.ファン・フランシスコ・エストラーダ–スーパーフライ級
14.井岡一翔–フライ級
15.アンソニー・ジョシュア–ヘビー級
16.ワシル・ロマチェンコ–ライト級/スーパーフェザー級
17.デオンテイ・ワイルダー–ヘビー級
18. アルツール・ベテルビエフ –ライトヘビー級
19.カレブ・プラント–スーパーミドル級
20.ホセ・ラミレス–スーパーライト級
21. ゲイブ・フローレス Jr. –スーパーフェザー級
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