躍進する日本ボクシング界 海外メディアが現役日本人選手 トップ10を発表
イギリスのボクシングメディアBOXING NEWSは「現役日本人選手パウンド・フォー・パウンド トップ10」と題し記事を掲載した。
現役の世界王者が並ぶなか、世界王者の経験がない選手として唯一、中谷正義がランクインした。中谷は現ライト級統一王者で人気を誇るティオフィモ・ロペスと2019年に善戦したことに加え、先日はWBOインターコンチネンタル同級王座決定戦で同級12位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に2度のダウンを奪われながらも大逆転し、米ファンからも注目を集めている。
以下「現役日本人選手パウンド・フォー・パウンド トップ10」(boxingnewsonline.netより)
01.井上尚弥–WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者
02.井岡一翔–WBO世界スーパーフライ級王者
03.田中恒成–元世界3階級制覇王者
04.京口紘人–WBA世界ライトフライ級スーパー王者
05.寺地拳四朗–WBC世界ライトフライ級王者
06.村田諒太–WBA世界ミドル級スーパー王者
07.岩佐亮佑–IBF世界スーパーバンタム級暫定王者
08.亀田和毅 –元世界2階級制覇王者
09.中谷潤人–WBO世界フライ級王者
10.中谷正義–WBO世界ライト級14位
近年井上尚弥を筆頭に世界で存在感を見せている日本。コロナ禍で試合が思うように開催されない状況下においても、現在世界最多の7人の世界王者が存在し、米専門誌の「リング誌」が選ぶパウンド・フォー・パウンド(PFP)には、井上尚弥(2位)と井岡一翔(10位)がランキングされている。
米プロモーション大手のTOP RANK社と井上が契約したのは記憶に新しいところであるが、さらに最近ではWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人が英プロモーション大手のマッチルーム・ボクシングと契約。日本人選手のポテンシャルは次々に認められ、海外進出が加速している。
活躍の場を世界に広げ、井上と同じく世界を股にかけてリングに上がる日本人ボクサーが増えていくことを今後も期待したい。
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