「これは戦争になる。それが俺のやりたい事だ」 ナバレッテが今週末防衛に自信
ボクシングのWBO世界フェザー級王者エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)が今週末の24日(日本時間25日)に同級6位のクリストファー・ディアス(プエルトリコ)を挑戦者に迎えての初防衛戦を米フロリダ州キシミーで行う。会場のシルバー・スパーズ・アリーナには新型コロナ感染対策で入場人数に制限があるなか、当日はおよそ3,500人が観戦する模様だ。
米専門メディアボクシングシーン.comによると、電話取材の中でナバレッテは「ファンに壮絶な戦いを見せるには、接近して殴り合わなくてはならない」「仮に彼が動き回ったほうが良いと判断しても俺はリーチの長さで優位に立っている。つまりどちらの展開になろうと俺には問題はない」と自信をみなぎらせる。
さらにナバレッテは「おそらく彼(ディアス)は動き回るだろうが、俺はプレッシャーを掛けて勝利を掴む」「これは戦争になる。それが俺のやりたい事だ」と当日の展開を予測する。
現在の戦績は32勝1敗27KOのナバレッテ。直近では空位のWBOフェザー級王座を掛け、米ラスベガスでルーベン・ヴィラを相手に2度のダウンを奪って判定勝利を納めている。ヴィラ戦の前は1階級軽いスーパーバンタム級でWBO世界王座を5連続KO勝利で防衛している。
対するディアス(26勝2敗16KO)のキャリアにおける敗戦は2つ。1つ目は2018年7月に伊藤雅雪との間で行われたWBOスーパーフェザー級王座決定戦に挑むも3-0の判定で敗れた試合、もう1つはオリンピック銀メダリストで現WBO世界フェザー級王者のシャクール・スティーブンソン(米)への判定負けである。直近の2試合はいずれも判定で連勝している。
全米に向けスポーツ専門局のESPNにて放映される本興行には、現在デビュー以来16戦連続1ラウンドKOの記録を更新中でボクシング界が注目する23歳、WBA世界スーパーミドル級6位のエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)も登場する。果たしてベルランガの対戦相手のデスモンド・ニコルソン(23勝3敗1分20KO)は1ラウンドを持ちこたえることができるのか?この対戦も目が離せない。
伊藤戦は 決定戦じゃないですか?
おっしゃる通りです。ご指摘ありがとうございます!
訂正いたします。