フューリー vs ジョシュア ヘビー級メガファイトの実現間近か

WBCヘビー級王者・フューリーのプロモーターであるトップランク社CEOのボブ・アラム氏が、WBA・WBO・IBFのベルト保持者のアンソニー・ジョシュアとの主要4団体統一をかけたタイトルマッチについて、残された問題はすでに解決し最終調整段階にあることを示した。米専門メディアのボクシングシーン.comが報じている。

両陣営はこの超ビッグファイトを6月ないし7月に開催するため、これまで難しい条件交渉を続けてきた。2試合での契約となっており、1戦目の結果に関わらず2試合目も行われるようだ。

「両陣営が全てのポイントについて合意に至った。あとはサインするだけの段階に来ている」とアラム氏はメディアの取材に答えている。

一方でジョシュアは数日前にフューリーとの戦いが6月に行われると明かしている。「信じてくれ。6月になるだろう。何か月も待ってくれていたファンの皆。イギリス、世界の皆。我々は実現させる。もう待てない。統一だ」

1試合目の開催地は複数の国が候補にあがっており決定には至っていないが、放映に関してはアメリカとイギリスでペイ・パー・ビュー方式で実施されるようだ。

本対戦が決まれば、フューリーは2020年2 月にラスベガスでデオンテイ・ワイルダーを7回TKOで下しWBCのベルトを獲得して以来の試合となる。

一方のジョシュアは昨年12月にIBF指名挑戦者のクブラト・プレフを9回KOに沈めて以来となり、いずれも満を持しての戦いとなる。

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