VADA受検のリゴンドーがドネアへの支持を表明 カシメロを挑発

8月14日にWBOバンタム級王者ジョンリル・ カシメロ(フィリピン・30勝4敗21KO)とのタイトルマッチを行うWBA同級レギュラー王者のギレルモ・リゴンドー(キューバ・20勝1敗13KO)が自身のSNS上で、立て続けにVADA(ボランティア・アンチドーピング協会)の検査に関する投稿を行った。そしてVADAへの書類提出遅延や夫人への侮辱を理由にカシメロとの統一戦をキャンセルした同級WBC王者のノニト・ドネアに対し、改めて支持するスタンスを表明した。

リゴンドーは「VADAが登場。希望するなら何度でも戻ってきてもらっていい。私はクリーンなファイターだし、ボクシングはダーティーなファイターがリングに上がることを許してはならない」との文面とともに、文書にサインする写真を投稿している。

https://twitter.com/RigoElChacal305/status/1413658277787979784?s=20

さらに「ヘイ、フィリピーノフラッシュ(ドネアの愛称)これを見てくれ。私はあなたと同じだ。クリーンなボクシングが重要だ」と自身がVADAのサプライズ訪問を受けた画像を投稿、ドネアへのシンパシーを表した。

一方で別の投稿では「以前、私は”本物のフィリピーノ”と戦った。彼の名はノニト・ドネアといい、髪は金色ではない」と現在金髪に染めているカシメロを挑発。過去にカシメロのプロモーターであるMPプロモーションズのショーン・ギボンズ社長がドネア陣営へ向けて #RealFilipino(#本物の フィリピーノ)とハシュタグをつけて(ドネアがそうでないと表すために)投稿したことを引き合いに出すことで、カシメロ本人のみならず陣営全体に対しての強烈な皮肉をも表している。

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