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「井岡の引退はそう遠いものではないかもしれない」 サラストレーナーが衝撃発言

史上最高レベルの日本人対決として注目を浴びたボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは、王者の井岡一翔(Ambition)が同級1位の田中恒成(畑中)に8回に左フックを打ち込む形でTKO決着、2度目の防衛に成功した。

4階級制覇王者と3階級制覇王者の対決として海外でも注目されていた本マッチ。試合後、米ボクシングメディア「ボクシングシーン.com」に対し、井岡を指導するイスマイル・サラス・トレーナーが語った。

「井岡は素晴らしいカウンターパンチャーであり、私たちのプランは田中に攻撃するように誘い込むことだった。田中は前に向かってくる素晴らしいファイターだが、ガードを下げるので、そこをカウンターで狙った」当日のプランがうまくはまったことに満足する一方でサラスは、31歳の4階級制覇王者の引退がそう遠いものではないかもしれないことを示唆した。

「井岡には115ポンド(スーパーフライ)と118ポンド(バンタム)の両方で素晴らしい戦いが存在する。そしてインテリジェントにトレーニングを続けることができればこのスポーツにおいてトップを維持することも可能だ。一方で、リングを降りた世界においても彼には教養があり、自己管理ができる男である。彼が望むときはいつでもスポーツを離れることができるだろう」

さらなる強敵を求め続ける井岡。類まれなる才能を持ったチャンピオンの今後に期待したい。

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