井岡一翔 9.1タイトルマッチに向けて記者会見

9月1日に東京・大田区総合体育館で行われるWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(26勝2敗15KO)と同級2位の挑戦者フランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ・34勝4敗1分24KO)のタイトルマッチに向けて、井岡の記者会見が都内で行われた。

5日後に試合を控えた心境について「試合まであとはコンディションを整えるだけなので、少しでもいい状態にできるように調整をしている」と答えた井岡。本マッチが無観客試合になったことについては「予測していたというか、可能性はなくはなかったので、考えていたことが起こったなと言う感じ。できることをありがたく思うし、自分が試合に向けてやるべきことは変わらないので集中していく。無観客試合は初めてなので想像できないことも多いがそれに動じずに自分のパフォーマンスに集中したい。」とあくまで普段通りのボクシングで行くことを強調した。

TVで試合を観戦することになるファンに対しては「観ている方がなにかを感じてもらえる試合をできる自信はあるので、僕が戦っている姿を見てなにか必ず伝わるものがあると思う。こういう状況であってもいつもと変わらずに自分がやるべきことをやっている姿を見せたい」と抱負を語った。

現在の体重はリミットまであと3キロ程度とのことで、今後試合までは「追い込んできた身体の疲れを抜いて、体重を落としながら微調整をしていく」という。

井岡にとっては昨年大晦日に行われた田中恒成との一戦以来となる本試合の模様は、当日午後9時からTBS系列で全国生中継を予定。

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