井岡一翔 9月1日に東京で防衛戦と米報道
WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(26勝2敗15KO)と同級2位のフランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)との指名試合を9月1日に東京で行うことに両陣営が合意したと、ロドリゲスの共同プロモーターが明かした。米専門メディアのボクシングシーン.comが報じている。井岡にとっては2019年6月にアストン・パリクテ(フィリピン)を破って獲得したWBO王座の3度目の防衛戦となる。
本指名試合の指令は6月1日にWBO(世界ボクシング機構)から出されたもので、交渉の猶予は30日間とされていた。
2014年にWBO世界ミニマム級王座を獲得したロドリゲスは、同年8月に高山勝成に勝利してWBOとIBF王座を統一。その後15年にドニー・ニエテス(フィリピン)とのWBO世界ライトフライ級タイトルマッチに挑むも判定負けを喫した。連敗を経て2016年以降は15連勝中で2月に行われた直近の試合では2−1の判定でマルティン・テクアペトラ(メキシコ)を下し、戦績を34勝4敗1分としている。
昨年の大晦日に田中恒成との注目の一戦を制したことで世界的にも評価を上げた井岡。WBC・WBA統一王者エストラーダ、IBF王者アンカハス、3月のエストラーダとの激闘が記憶に新しいロマゴン、前WBC王者シーサケットなど強豪がひしめくスーパーフライ級で、ビッグファイトをかねてより熱望している彼が、防衛戦をクリアしたその先に最高のステージで戦う姿を誰しもが見たがっていることだろう。
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