井岡一翔 WBOが2位ロドリゲスと対戦指令

1日(日本時間2日)、WBO(世界ボクシング機構)がWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(26勝2敗15KO)に、同級2位フランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)との指名試合を行うよう指令を出した。交渉の猶予期間は30日間で最小入札額は10万ドル(約1050万円)となる。

2014年にWBO世界ミニマム級王座を獲得したロドリゲスは同年8月に高山勝成に勝利してWBOとIBF王座を統一。その後15年にドニー・ニエテスとのWBO世界ライトフライ級タイトルマッチに挑むも判定負け。連敗を経て2016年以降は15連勝中で2月に行われた直近の試合では2−1の判定 でマルティン・テクアペトラ(メキシコ)を下している。戦績は34勝4敗1分。

一方でプロモーターが以前より井岡との統一戦に意欲を示しているのがIBF世界スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)だ。4月に行われた指名挑戦者ジョナサン・ロドリゲス(メキシコ)との防衛戦で3-0の判定勝ちを納め、現役世界チャンピオン最長となる9度目の防衛に成功している。

井岡が今回の指名挑戦者を退けた後に統一戦が実現することを期待したい。

WBOが今回発表した指名試合の指令

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