フロイド・メイウェザー vs ローガン・ポール 記者会見

6月6日(日本時間7日)に米マイアミのハードロック・スタジアムで行われるエキシビションマッチを目前に控え、ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(44)と人気YouTuberローガン・ポール(26)が記者会見を行った。会見でのフェースオフでは大勢のメディアが見守る中、両者が視線を外さず長い間睨み合いが続いた。実際のサイズでは身長で15センチ(メイウェザー173cmに対してポール188cm)、体重では通常時20キロ以上ポールがメイウェザーを上回っているが、フェースオフで体を並べると顕著にそれが表れた。

メイウェザーとポールのフェースオフ

フロイド・メイウェザー
「ユーチューブファイターとエリートファイターは違う。俺は何も心配していない。プロとして25年最強の相手と戦いあらゆるスタイルを見てきたし、結果的に勝利してきた」

「彼と戦わない理由はない。彼はYouTubeで巨大な人気がある。俺がYouTubeのことを知る前に、俺はボクシングで既に巨大だった。だから彼の世界と俺の世界を合わせるとクレージーな事になるんだ」

「これまで多くの試合で相手とは20パウンドくらい差があった。身長やサイズは関係ない。問題はスキルであり、フロイド・メイウェザーにはスキルがある」

「俺はやりたいことをやりたいときにやりたいようにやるだけだ」

「ボクシングをマッシュドポテトだとすると、あいつらはグレービー(上にかけるソース)だ。俺はボクシングを引退したが、エンターテイメントや金儲けから引退したわけではない」

ローガン・ポール
「彼をノックアウトしなくてはならない。誰かがノックアウトされ、誰かが辞めることになる」

「 スポットライトを浴びて、大勢の観客や友人・家族が見ている中、良いところを見せたい。このためにハリウッドにやってきてビデオを取り始めたんだ。すごく興奮しているよ」

「ボクシングを選んだのではなく、ボクシングが俺を選んだんだ。ボクシングから挑戦を受けてそれに答えたんだ。上半身は強く骨も丈夫だし、自分の強さは上半身に集中している」

「他のどんなビジネスでも経験が全てのものに勝るのは当然のことだが、これは戦いだから何でも起こり得るんだ。それがこのスポーツの美しいところだ。だから精一杯戦いたい」

ヘッドギアなしで3分8ラウンド形式で行われる今回。グローブは当初発表された12オンスから、より軽くてKO決着となりやすい10オンスのグローブに変更された。勝敗なし、判定なし、KO・レフェリーストップあり、のルールとなっている。

本エキシビションマッチの放送予定
6/7(月)午前10:00〜 WOWOWライブにて 生中継 
『生中継! エキサイトマッチSP「フロイド・メイウェザー vs ローガン・ポール」』

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