マニー・パッキャオがフィリピンの大統領選に出馬表明
プロボクシング世界6階級制覇王者・マニー・パッキャオが、来年のフィリピン大統領選挙への立候補を表明したと各メディアが一斉に報じている。
パッキャオは先月にラスベガスのT-Mobileアリーナで行われたWBA世界ウェルター級スーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)とのタイトルマッチに判定で敗れ、その後の去就に注目が集まっていた。
現在フィリピンの上院議員を務めるパッキャオは所属する与党PDPラバンの派閥から候補者として指名され、本人もそれを受け入れた模様。PDPラバンは、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領を支持する主流派とパッキャオ氏が所属する派閥とに分裂しているが、主流派は独自に大統領候補を擁立、副大統領候補には憲法で大統領の再選が禁じられているドゥテルテ氏を指名しているという。
パッキャオは先の敗戦後に今後の展望について問われ、「少し休ませてもらい考えた上で判断したい」と回答していた。フィリピン大統領選への出馬の可能性については「最終的に来月発表する」として明言を避けていたが、この度正式に出馬を決めたようだ。
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