マニー・パッキャオ 23年前に取得した日本のライセンス

6階級制覇王者のボクシングレジェンドであるマニー・パッキャオ(42・フィリピン)が自身のSNSで20年以上前に取得した日本のボクシングライセンス証の画像を投稿。自身の長いキャリアを振り返っている。

パッキャオがプロボクサーになったのは1995年、まだ16歳になったばかりの頃だった。自国フィリピンで23戦を経験したのち、初めて海外で行った試合が1998年に後楽園ホールで行われた寺尾新戦だった。

このライセンス証は、23年前の寺尾戦を前に日本ボクシングコミッションから交付されたものであり、その後も大切に保管していたことになる。3度のダウンを奪い寺尾を1ラウンドKOに沈めたパッキャオはその7ヶ月後に1つ目の世界タイトルを獲り、現在までの長く輝かしいキャリアへと続く道のりを歩き始める。

ライセンス証に映るまだ若い青年のパッキャオには、自身がその後ボクシング界にこれほどまでの偉大な功績を残すことになるとは想像もつかなかったことだろう。

パッキャオはその後フライ級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級、ライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級と6つの階級を制覇し「生けるレジェンド」となった。そして世界のスポーツ界を代表する一人となり母国では国会議員も務めている。

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