ゲーリー・ラッセル vs レイ・バルガス WBCフェザー級タイトル戦決定

ボクシングのWBCフェザー級王者・ゲーリー・ラッセルJr. の次戦がついに決まった。海外メディアの報道によると、WBCは指名挑戦者のレイ・バルガスとラッセルが条件合意に至ったとしており、近日中に開催日と開催場所を発表する予定としている。

ラッセル(31勝1敗18KO)は2015年に王座を獲得してから直近の2020年2月に行われた防衛戦まで5回に渡り王座を防衛してきた。しかし1年に1回というスローな試合間隔もあり、実力に見合った人気を得られていないのが現状だ。ただ裏を返せば、これまでも年に一度しか試合をしてこなかったラッセルにとっては新型コロナウイルスの感染拡大が試合感覚に与える影響は少ないと言えるだろう。

一方でバルガス(34勝無敗22KO)は2019年の7月に亀田和毅を判定で下してスーパーバンタム級王座の5度目の防衛に成功して以来リングから遠ざかっている。足の怪我のために正規王者から休養王座に格下げされていたが、今年に入り王座を返上してフェザー級に階級を上げてWBCの規定により指名挑戦者の資格を得ていた

スーパーバンタム級を主戦場とし、身長とリーチではラッセルを大きく上回るバルガス。果たしてフェザー級スピードスターのラッセルにどう挑むのかに注目したい。

レイ・バルガス vs 亀田和毅 試合前記者会見
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