マニー・パッキャオがWBAウェルター級“休養”王者に降格

ボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が、長期間活動していないことを理由にスーパー王者から休養王者に降格になったことをWBAが自身の公式サイトにて発表した。

今回の動きにより、レギュラー王者のヨルデニス・ウガス(キューバ)がスーパー王者に格上げとなる。一方で、休養王者となったパッキャオは、今後復帰次第即座に自身が持っていたスーパー王者ベルトに挑戦することが許される事になるようだ。

WBAのルールによると、王者が医学的、法的、その他コントロールできない理由で防衛戦を行えない場合は、休養王者に指名できる。パッキャオは2019年7月にキース・サーマン(アメリカ)との間で行われたWBA世界ウエルター級王座統一戦に勝利して以来、1年半近く試合から遠ざかっていた。今回は新型コロナウイルス拡大の影響が大きいため”その他コントロールできない理由”と判断された形だ。

現在マニー・パッキャオは若手スター候補のWBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(アメリカ)との間でスーパーファイトが交渉中と報じられている。

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