村田諒太 vs ゴロフキン 年内開催についてプロモーターが言及
ボクシング界を代表するボクサーであるカネロとゴロフキン。その両者と契約するプロモーターのエディー・ハーンは、カネロがスーパーミドル級の統一を優先することから、ゴロフキンとの第3戦目となるリベンジマッチが年内に行われることはないと米メディアに伝えた。
カネロとゴロフキンは2017年に初めて対戦するも議論を呼ぶドロー判定に、そして翌2018年にはカネロが判定でゴロフキンを下している。
カネロは昨日27日、WBC・WBAスーパー世界スーパーミドル級王座の防衛戦を行い、圧倒的な試合展開で対戦相手のイルディリムを3回TKOに下した。
WBCとWBAのベルトを保持するカネロは、階級の統一に向けて5月8日にWBO王者のビリー・ジョー・サンダース(英)との対戦が決まっており、さらにうまく行けば、次なるターゲットはIBF王者のカレブ・プラントとなり、決戦は9月とされている。
一方のゴロフキンについては、まずは無敗のハイメ・ムンギアとIBFミドル級王座をかけて戦うことを望んでおり、その試合の後、2021年末にWBAスーパー王者の村田諒太と統一戦を行う可能性があるとハーンは言及している。
2019年12月初防衛戦を行って以来試合から遠ざかっている村田。報道によると次戦は世界ランカーとの2度目の防衛戦が計画されているという。この防衛戦を挟んで、村田自身のみならず日本のボクシングファンが長年待ち望むゴロフキンとのビッグファイトが果たして実現するのか。年末に向けてその動向が期待される。
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