ロマチェンコ 12.11にNYマディソン・スクエア・ガーデンで次戦計画

ボクシング3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の次戦が、12月11日にニューヨークのマディソン・スクエアガーデンで行われる計画があることをプロモーターのボブ・アラム氏の話として米専門メディアが伝えている。この試合はメインイベントとして米ESPNで中継される模様。

対戦相手は未定だが、ニューヨークで人気が高いと言われているロマチェンコならば誰が対戦相手であっても集客に問題はないという算段もありそうだ。

ロマチェンコにとっては昨年10月にラスベガスで行われた世界ライト級統一戦でテオフィモ・ロペス(米)に12回判定で敗れて以降、2戦目の試合となる。1戦目は6月に米ラスベガスのヴァージン・ホテルズ・ラスベガスで行われた中谷正義との12回戦であったが、9回TKOで中谷を下している。中谷戦後のインタビューで「今回の勝利で復活だ。ロペスとのリマッチを皆が期待しているだろう。彼はカンボソスとの試合があるから、その後に待っている」とロペスへのリベンジに強い意欲を示していた。

そのロペスは当初6月に指名挑戦者ジョージ・カンボソス(オーストラリア)との防衛戦が予定されていたが、ロペスが新型コロナウイルス検査で陽性判定を示したため試合は延期され、次戦の計画は宙に浮いている状況だ。

果たしてロマチェンコとロペスの年内再戦はあるのか、注目したい。

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