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「これはサーカスでなくリアルファイトだ」デラホーヤ vs ベウフォート記者会見

9月11日(日本時間12日)に米ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催が予定されている、史上初の6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(48・米)と元UFC王者ビトー・ベウフォート(44・ブラジル)のボクシングマッチに向けて、27日に記者会見が行われた。

動画投稿アプリを運営するトリラー社によって、ステープルズ・センターで行われるイベントの第2弾となる今マッチ。1度目は昨年11月に行われたマイク・タイソンとロイ・ジョーンズJr.のエキシビションだったが、今回はライトヘビー級の8回戦で、エキシビションでなく公式戦として開催される予定。

2008年にマニー・パッキャオに8回TKO負けして引退して以来の現役復帰となるデラホーヤ。当時スーパーフェザー級からミドル級まで世界王座を獲得しているが、今回は大幅に階級を上げたライトヘビー級で戦うことになる。

デラホーヤは会見で「最近よく見るエキシビションはサーカスでしかなく、そのようなものはやりたくない。だから今回はエキシビションでなく、認可された本物のファイトなんだ。私のことを知っている人は皆、私がつまらない試合をしたことがなく、果敢に戦うことを知っている。ベウフォートの目を見ていると、彼がどれだけ自分のレガシーを誇りに思っているかが分かるし、私も同じように感じている」とリアルファイトであることを強調、ファンにエキサイティングな戦いを約束した。

さらに「私はこれまでの人生の中で最高のチャレンジを続けてきて、パッキャオ、メイウェザー、ホプキンス、チャベスなど、最高の選手たちと戦ってきた。私はこれまでとは違う挑戦をするためにビトー・ベウフォートと戦う。自分のトレーニングと精神面を全く新しいレベルに引き上げる挑戦となる」と意気込みを語った。

一方のベウフォートも「お互いに尊敬の念を持っているが、ゴングが鳴れば戦争だ。この試合では、体格ではなく、私の精神面が違いを生むだろう。自分はどんな相手にも勝てると思っているし、それはオスカーに対しても同じだ。彼が左利きで、素晴らしいジャブを持っていることは知っているので、それに備えなければならない」と述べ、闘志をみなぎらせた。

記者会見の模様