井上尚弥の次戦 6月19日にラスベガスで開催

ボクシングのWBA・IBFバンタム級統一王者・井上尚弥とIBF指名挑戦者マイケル・ダスマリナスの試合を6月19日にラスベガスで行うことを、プロモーターであるトップランク社CEOのボブ・アラム氏が明らかにした。米専門メディアのリング誌が報じている

報道によると当初日本での開催を検討したものの、外国人入国者に対する2週間の隔離制度がある中での実施は難しいとアラム氏が判断したという。

ラスベガスの会場は未定だが、観客を入れて開催する意向を示しており、対戦の公式発表はそれらの問題がクリアになってからになる模様。

ダスマリナス戦後の井上のマッチメークについて

アラム氏は「階級を上げるのではないか」と自論を展開しながらも、まだ何も決まっていないことを強調。WBO王者のジョンリル・カシメロ、王者ノルディーヌ・ウバーリとノニト・ドネアの間で行われるWBC防衛戦の勝者、いずれかの相手との統一戦の可能性についても否定していない。

一方でドネアかウバーリのどちらかであれば、プロモーターやアドバイザーとの関係が近いウバーリのほうが試合が組みやすいことをアラム氏は伝えている。

いずれにしても、ダスマリナス戦後の井上のキャリアについては、6月に井上陣営が渡米する際に協議するつもりのようだ。

IBOバンタム級王座決定戦 マイケル・ダスマリナス vs カリム・ゲルフィ