混戦のスーパーバンタム級 岩佐亮佑の次戦は? 

1月23日(日本時間24日)にアメリカのコネチカット州で行われた無敗対決となるボクシングのWBOスーパバンタム級王座決定戦で、1位挑戦者のスティーブン・フルトン(アメリカ・18勝無敗)が王者のアンジェロ・レオ(アメリカ・20勝無敗 )を判定で下し、新王者となった。
公式スコアは118-110、119-109、119-109、3-0の大差判定。

セミファイナルとして行われ、こちらも無敗対決となったWBA暫定スーパーバンタム級王座決定戦は、同級2位のライース・アリーム(アメリカ・17勝無敗)が8位のビック・パシリャス(アメリカ・16勝無敗)を11回TKOに下し、暫定王者となった。

今回の勝利により暫定王者となった30才のアリームは、今後他のWBA王者たちと王座統一戦を行う可能性が出てきた。現WBAスーパーバンタム級スーパー王者はIBFのベルトも保持するリオ五輪銅メダリストのムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン・8戦8勝 6KO無敗)、そしてレギュラー王者はブランドン・フィゲロア(アメリカ・21勝 16KO無敗1分)だ。

先日の海外メディアによるとアフマダリエフは3月13日に同級IBF暫定王者の岩佐亮佑(セレス・27勝3敗17KO)とのIBF王座防衛戦をウズベキスタンのタシケントで行う計画があることが報道されている。この二人の対戦は昨年11月に取り沙汰されるも結果的に頓挫しており、今回実現すればアフマダリエフにとっては2020年1月にダニエル・ローマンから王座を奪取して以来、岩佐にとっては2019年12月にマーロン・タパレスを下し暫定王者 の座を獲得して以来の戦いとなる。

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