マイク・タイソン 9月にレノックス・ルイスとエキシビジョン開催の計画
元ボクシングヘビー級王者のマイク・タイソン(54=米)が、現役時代に凌ぎを削った同じく元ヘビー級王者のレノックス・ルイス(55=英)と9月にエキシビションマッチを行う計画であることを、米メディアTMZスポーツのインタビューに答える形で明らかにした。
タイソンによると、会場や具体的な日程は確定していないが契約は既に両者のサインが済んでいるという。
また当日採用されるルールについては明らかにされていないが、2020年11月にヘッドギア無しの1ラウンド2分x8ラウンドの特別ルールで行われたタイソンとロイ・ジョーンズJr.(52=米)のエキシビションマッチに準じる可能性もある。
タイソンとルイスの両者は現役時代の2002年6月に対戦しタイソンが8回KOで敗れている。エキシビションではあるものの、本マッチが実現すればおよそ19年ぶりのリマッチとなる。
ヘビー級レジェンド達によるエキシビションマッチの動き
これまでタイソンは元世界ヘビー級王者イベンダー・ホリフィールド(58=米)と5月29日にマイアミでエキシビションマッチを開催する方向で交渉が進められていた。しかし両陣営の条件交渉が折り合わず、開催が立ち消えとなっている。
一方でホリフィールドは別の相手との試合へ舵を切り、6月5日に「最後にタイソンを倒した男」ケビン・マクブライド(47・アイルランド)とエキシビションマッチを行うために10年ぶりにリングに上がることが決まっている。本エキシビションはテオフィモ・ロペスとジョージ・カンボソスの間で行われる世界ライト級タイトルマッチの前座として行われる。
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